Synspective、13機目のSAR衛星を打ち上げ|約24日間で3機を宇宙へ
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2026年9月26日、Rocket Labは、株式会社Synspectiveの13機目となる小型SAR衛星「StriX」シリーズをElectronロケットで打ち上げ、高度559kmの低軌道への投入に成功した。

Synspectiveは9月2日に11号機、19日に12号機を打ち上げており、今回の13号機まで約24日間で3機の衛星を相次いで宇宙へ送り出したことになる。

同社は2020年代後半に30機の小型SAR衛星を運用する計画を掲げている。本記事では、13号機の打ち上げ結果と、短期間で進むStriX衛星の配備、今後の打ち上げ計画について解説する。

Synspectiveの13機目のSAR衛星を軌道投入

高度559kmの低軌道へ投入

SynspectiveのStriX衛星13号機を搭載したElectronロケットは、2026年9月26日9時39分ごろ(日本時間)、ニュージーランド・マヒア半島にあるRocket Lab Launch Complex 1から打ち上げられた。

ミッション名は「Owlright, Owlright, Owlright」。打ち上げ後、衛星は高度559kmの低軌道へ無事投入されたことが確認されている。

StriXとは

電波を地表へ照射し、その反射を利用して地表を観測する小型SAR(合成開口レーダー)衛星。雲や天候の影響を受けにくく、昼夜を問わず観測できる。

今回の飛行は、Electronとして通算97回目、2026年では18回目の打ち上げとなった。また、Rocket LabによるSynspective向けの打ち上げとしては13回目であり、今回までに実施したミッションでは、すべてのStriX衛星を軌道へ投入している。

さらに、Rocket Labでは、2020年代末までにSynspective向けの打ち上げが14回予定されている。

Synspectiveが開発する小型SAR衛星のイメージ画像
Synspectiveが開発する小型SAR衛星のイメージ画像(出典:Synspective/PR TIMES)
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約24日間でStriX衛星3機を打ち上げ

今回注目されるのが、Synspectiveが短期間で衛星の配備を進めている点だ。2026年9月には、11号機から13号機まで3機のStriX衛星が打ち上げられた。

衛星打ち上げ日投入軌道の高度ロケット
11号機9月2日575kmElectron
12号機9月19日572kmElectron
13号機9月26日559kmElectron

11号機から13号機までは約24日間、12号機から13号機に限れば約7日間隔での打ち上げとなる。

Synspectiveは、2020年代後半に30機の小型SAR衛星を運用するコンステレーションの構築を計画している。多数の衛星を連携して運用することで観測機会を増やし、災害対応やインフラ監視、安全保障などで高頻度な地球観測を実現する考えだ。

今回13号機まで軌道投入が進んだことで、30機体制に向けた衛星配備がさらに進んだ形となる。

Electronに加えH3でもStriX衛星を打ち上げへ

2027年にH3で2機を打ち上げ予定

今後のStriX衛星の配備では、Rocket LabのElectronだけでなく、日本のH3ロケットも利用される予定だ。

Synspectiveは2026年9月18日、三菱重工業とStriX衛星2機の打ち上げサービス契約を締結した。2027年にH3ロケットで種子島宇宙センターから打ち上げ、中傾斜軌道へ投入する計画である。

これまで13機のStriX衛星はすべてRocket Labによって打ち上げられてきたが、H3の利用によってSynspectiveは新たな打ち上げ手段を確保することになる。

同社はH3を採用する理由について、宇宙へのアクセスにおける「戦略的自律性」を確立し、迅速なコンステレーション構築に向けた輸送基盤を確保するためとしている。

今後は、Electronによる継続的な打ち上げに加え、H3も活用しながら30機体制に向けた衛星配備を進めることになる。

さいごに

Synspectiveの13機目となるStriX衛星は、Rocket LabのElectronによって高度559kmの低軌道へ投入された。

同社は9月だけで11号機、12号機、13号機の3機を打ち上げており、約24日間で3機を軌道へ送り出した。30機体制に向け、短期間で衛星配備が進んでいる。

さらに、2027年にはH3ロケットによるStriX衛星2機の打ち上げも予定されている。これまでStriXの打ち上げを担ってきたElectronに新たな輸送手段を加えながら、Synspectiveが今後どのように30機のSAR衛星コンステレーションを構築していくのか注目される。

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参考

Rocket Labミッションページ

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