本日はイプシロンロケット打上げに注目!QPSによるパブリックビューイングも

イプシロンロケット初の商業衛星搭載で注目されている、イプシロンロケット6号機の打上げについては、下記の通り行われる。

  • 打上げ予定日 : 2022年10月12日(水)
  • 打上げ予定時間帯 : 9時50分43秒~9時55分11秒
  • 打上げ予備期間 : 2022年10月13日(木)~ 2022年10月31日(月)
  • 打上げ場所 : 内之浦宇宙空間観測所

イプシロン6号機は本来10月7日に打上げ予定であった。しかし、打上げ後のロケットの位置を追跡するための測位衛星の位置などの条件が悪く、最悪の場合ロケットを見失う恐れがあったため、打ち上げが延期されていた。

同ロケットによって打上げられる人工衛星は、革新的衛星技術実証3号機と、圧倒的な技術力をもって開発された株式会社QPS研究所のアマテル-Ⅰおよびアマテル-Ⅱ。

QPS研究所の人工衛星は、株式会社IHIエアロスペースがJAXAに委託し、イプシロンロケットによる打上げが実施されることになった。【商業衛星初搭載のイプシロン6号機、打上げ日程を公開!!

本記事では、同打上げに係るパブリックビューイングと、打上げを見るときの注目ポイントについて紹介する。

人工衛星の開発秘話も!?イプシロン打上げのパブリックビューイング

今回の打上げでは、JAXAによるYOUTUBEでのライブ中継の他、パブリックビューング(以下PV)も行われる。

QPS研究所によるPVは、リアルイベント、オンライン配信の両方によるハイブリッド形式。

リアルイベントでは、福岡銀行本店がメイン会場。打上げの様子を大型モニターで見ながら、同社代表取締役社長CEOの大西俊輔氏が今回のプロジェクトの背景や同社の技術、開発秘話などを語る予定だ。

また、打上げを見られる「IHIスペースポート内之浦」とも中継を繋ぎ、肝付町の永野和行町長、QPS研究所ファウンダーの八坂哲雄氏らが現地からその様子をお届けするという。

他にも、パブリックビューイングは、鹿児島市のセンテラス天文館でも行われる。同九州経済研究所(同市)とセンテラス天文館が共催。ステッカーや鉛筆など宇宙関連グッズも配布されるそうだ。

打上げの注目ポイント

今回打上げが行われるのは内之浦宇宙観測所。固体燃料ロケットが打上げられる射場だ。

今回打上げられるイプシロンロケット6号機も固体燃料ロケットである。液体燃料は打上げ時に比較的小さな炎が見えるのが特徴だが、一方で固体燃料は大きな煙を上げるのが特徴。

固体燃料を用いたロケットの迫力ある打上げに注目だ。

因みに、内之浦宇宙空間観測所は、1962年に開設された発射場。種子島宇宙センターとともに日本の主力ロケットを打上げる。

山腹を削って造成された台地に各種建造物が機能的に配置された、世界でも珍しい打上げ施設。軌道傾斜角が30~98度まで打上げられることから、幅広い打ち上げニーズに対応可能である。

そんな同発射場の様子に注目してPVを見ても面白いだろう。

関連リンク

QPS研究所PV詳細

QPSライブ配信先(YOUTUBE)

JAXAライブ中継

センテラス天文館PV詳細

内之浦宇宙観測所

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