HOKKAIDO SPACE SUMMIT, SAPPORO LINK 2026とは|登壇者・開催概要を解説
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SPACE COTAN株式会社とSTARTUP HOKKAIDO実行委員会は、2026年6月2日に「HOKKAIDO SPACE SUMMIT, SAPPORO LINK 2026」を札幌市で開催する。
本記事では、イベントの概要やプログラム、北海道の宇宙産業における位置づけについて整理する。

HOKKAIDO SPACE SUMMIT, SAPPORO LINK 2026とは

HOKKAIDO SPACE SUMMIT, SAPPORO LINK 2026は、SPACE COTAN株式会社とSTARTUP HOKKAIDO実行委員会が開催する宇宙ビジネスイベントである。

毎年帯広で開催されている『北海道宇宙サミット』へとつながる「産業連携加速の起点」として、北海道の経済の中心地である札幌で初開催。「宇宙輸送の実現」や「宇宙空間の経済的利活用」をテーマとした実践的なセッションを展開し、スタートアップ、地域企業、投資家など様々なプレイヤーに宇宙ビジネス参画へのきっかけを提供することが狙いだ。

今回のイベントは、大樹町を中心とした宇宙港整備の動きと、札幌に集まる企業・人材・資金を結びつけ、北海道が一丸となって宇宙産業を次世代の基幹産業へと押し上げる節目となることを目指している。

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開催概要

HOKKAIDO SPACE SUMMIT, SAPPORO LINK 2026の開催概要は以下の通りである。

HOKKAIDO SPACE SUMMIT, SAPPORO LINK 2026のイベント概要
HOKKAIDO SPACE SUMMIT, SAPPORO LINK 2026のイベント概要 ©Space Connect

基調講演、トークセッション、SPECIAL PITCHは14時30分から18時まで、交流会として実施されるMEETUPは18時から19時30分まで予定されている。

参加人数は、基調講演・トークセッションが300名、MEETUPが150名といずれも定員が設定されているため、参加を希望する場合は早めの申し込みが推奨される。

▶︎参加申し込みをする方はこちらから

主催・共催する組織

本イベントは、SPACE COTAN株式会社が主催し、STARTUP HOKKAIDO実行委員会が共催する。

SPACE COTAN株式会社

SPACE COTAN株式会社は、北海道大樹町を拠点に、商業宇宙港「北海道スペースポート(HOSPO)」の整備・運営を担う企業である。

北海道スペースポート(HOSPO)の将来イメージ
北海道スペースポートの将来イメージ ©SPACE COTAN株式会社

北海道スペースポートは、2021年4月に大樹町で本格稼働した民間にひらかれた商業宇宙港だ。大樹町は、ロケットを打ち上げる東と南方向に海が広がる地理的条件や、広大な土地による射場拡張性の高さを背景に、長年にわたり航空宇宙産業の誘致を進めてきた。

SPACE COTANは、北海道に宇宙関連産業の集積地をつくることを目指し、北海道スペースポートを核にした地域活性化を進めている。現在は、人工衛星打上げに対応する射場として「Launch Complex 1(LC1)」の整備を進めており、将来的には高頻度打上げに対応するLC2や、大型ロケットや有人ロケットに対応するLCX、P2P輸送を見据えた3,000m滑走路の新設も検討している。

今回のイベントでは、SPACE COTANは宇宙産業のハブ形成を目指す北海道スペースポートの整備・運営を担う企業として、その中核的な役割を担っている。

STARTUP HOKKAIDO実行委員会

STARTUP HOKKAIDO実行委員会は、札幌市、北海道、経済産業省北海道経済産業局などが参画し、北海道からグローバルで活躍するスタートアップの創出・集積を目指す推進組織である。現在、北海道は宇宙スタートアップの集積地として注目されており、同団体は、未来をけん引しうる注力分野の一つに宇宙を掲げている。

宇宙産業は、ロケットや衛星の開発にとどまらず、部品製造、ソフトウェア、データ活用、観光、教育など、周辺領域にも広がる産業である。そのため、宇宙分野以外のスタートアップや事業会社にとっても、新たな事業機会につながる可能性がある。

STARTUP HOKKAIDO実行委員会が共催に入ることで、今回のイベントは、道内のスタートアップや事業会社が宇宙ビジネスとの接点を持つ場としての意味合いを持つ。

登壇予定者には宇宙・航空・観光分野の企業が参加

今回の発表では、HOKKAIDO SPACE SUMMIT, SAPPORO LINK 2026のプログラムとともに、12名の登壇者も明らかになった。

宇宙輸送セッションでは、インターステラテクノロジズ、トヨタ自動車北海道、IDDKの関係者が登壇する。北海道スペースポートを中心とした打上げインフラに加え、ロケット製造や関連技術を含めた議論が期待される。

宇宙利活用・周辺産業セッションでは、岩谷技研、日本航空、JTBの関係者が登壇予定である。宇宙体験、航空、観光、旅行といった分野が並ぶ点も、今回のイベントの特徴である。

北海道の宇宙産業は「事業共創」へ

宇宙産業を広げていくうえでは、打上げインフラの整備に加え、その周辺に多様な事業が生まれることも重要になる。ロケットの部品製造、射場運用、通信、衛星データ利活用、観光、教育、人材育成、投資、自治体連携など、宇宙を起点とした産業領域は広い。

SAPPORO LINK 2026では、宇宙輸送に加え、宇宙空間の経済的利活用や周辺産業もテーマに掲げられている。この構成からは、北海道の宇宙産業を、打上げ拠点整備にとどめず、道内企業やスタートアップとの事業共創へ広げようとする狙いがうかがえる。

今後は、「北海道からロケットを打ち上げる」という視点だけでなく、「北海道の企業が宇宙産業にどう関わるか」「宇宙を地域経済にどう取り込むか」も重要になる。

さいごに

HOKKAIDO SPACE SUMMIT, SAPPORO LINK 2026は、北海道スペースポートを軸とした宇宙輸送の動きと、札幌に集まる企業、人材、資金、スタートアップ支援を結びつけるイベントとなる。

宇宙ビジネスに関心のある企業関係者やスタートアップ、投資家、自治体関係者にとって、北海道の宇宙産業の現在地を知る貴重な場となりそうだ。関心のある方は、ぜひ参加を検討してみてはいかがだろうか。

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参考

「HOKKAIDO SPACE SUMMIT, SAPPORO LINK 2026」インターステラテクノロジズ・岩谷技研など登壇者12名が決定

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