迷ってる就活生必見!! 宇宙業界で働くべき3つの理由とは

就活において、自分に合った企業を見つけることはなかなか難しいものですよね。

また、自分に合った業界を見つけるために情報収集を頑張っても、自分が取得した情報には偏りが出やすいといった問題もあります。

そこで今回は、文系理系に関わらず、全ての就活生に宇宙業界で働くことについて、我々から提案させてください。

今回の記事では、就活生の皆さん向けに、宇宙業界で働く魅力について解説していきたいと思います。

この記事を読んで、宇宙業界で働くことも就活の軸の1つに検討して見てください。

意外と身近な宇宙業界の仕事

宇宙業界で働くといっても、ロケット、人工衛星、なんだかよくわからないけど、とりあえず難しそうだなと感じる人が大半かと思います。

もちろん、それは強ち間違いではなく、工学や通信の専門的な知識が必要になる場合も多くあります。

ただそれだけが全てではないということをここでは知ってもらいたいです。

なぜなら、宇宙業界の仕事は、皆さんが想像する全ての仕事に当てはまるからです。

例えば、とてもわかりやすい話、地球で建設される建築物を月で作るとすれば、それはもう宇宙産業になるといった具合です。

要するに、地球上のすべての産業が宇宙に拡大できると言えるのです。

このように宇宙業界の仕事は、地球ですでに行われている産業を宇宙規模に包括したものであると言いかえることができます。

視点を少し変えてみると、宇宙業界もかなり身近なものに思えてきますよね。

では、具体的にどのような仕事があるのでしょうか、次は、数ある職種の中から2つ取り上げることにします。

衛星データの活用

まず1つ目に取り上げるのが、衛星データの活用です。

これは、人工衛星が宇宙から写真を撮像、その取得したデータを利活用する分野のことを指しています。

災害や漁業、農業などの一次産業の分野に有用な情報を提供したり、そのデータを活用するために加工したりするのが主な仕事内容になります。

実は、皆さんも普段から利用しているGPSなどの位置情報サービスや天気予想は、この領域に含まれています。

他にも最近では、農業分野において、作物の育成に必要な環境を整えるための土壌の栄養状態や水分量などを、衛星データから評価し、農業従事者に提供するというものもトレンドになりつつあります。

このように農業と宇宙といった、一見、相関の無さそうな組み合わせでも深掘りすると宇宙産業と繋がるような事例は、たくさん存在しているのです。

宇宙業界で使用される保険!?

2つ目に取り上げるのは、保険についてです。

実は近年の衛星の打上げ需要に伴い、『宇宙保険』と呼ばれるものが存在しています。

衛星自体はとても高価な製品で、打上げに失敗したときの損失リスクも大きいので、保険が誕生するのは、自然な流れですよね。

実際、世界における人工衛星の打上げ数も2011年では、約129機程度でしたが、2021年には1,800機を超えており、約14倍になっています。

このような視点で考えると、『宇宙保険』の需要も今後ますます伸びてくると言えるでしょう。

保険会社の業務としては、実際に打ち上げを行っている企業にヒアリングを重ね、プロジェクト失敗や打ち上げミスのリスクを総合的に判断、それに基づいた保険商品の開発・設計を行っているそうです。

このように身近に存在する保険を通じて、宇宙産業にアプローチするといった手段もあるわけです。

宇宙業界で働くべき3つの理由

さて、ここまで宇宙業界の仕事について軽く紹介してきましたが、ここからは、本題の宇宙業界で働くべき3つの理由について紹介したいと思います。

①世界レベルでの成長産業である

1つ目の理由は、宇宙産業は、世界的に注目されている成長産業だということです。

まず就職先を決める判断材料の1つとして、成長産業かどうかは最も重要なパラメーターの1つと言えます。

宇宙産業の市場規模は、2010年は約27兆円程でしたが、2022年には約60兆円にまで成長しており、2040年には100兆円を超えると言われています。

成長産業に身を置くメリットとしては、転職が有利になる、働くことが楽しくなる、将来的に給料が上がる、最新情報が手に入る、モテる等、枚挙にいとまがありません。

あなたもIT業界で働くことを少しは検討しているのではないでしょうか。

あなたがなぜIT業界に興味を持ったのか、それの本質は、IT業界はまだまだ成長産業であり、これからも需要が拡大していくのを皆さんは理解しているからです。

宇宙産業の成長曲線もIT業界と近しいものがあり、数年後には、今のIT業界と同じような世界線になっていると予想できるでしょう。

今のうちからこの業界に参入することで、先行者利益を獲得することができるというわけです。

②熱量の高い環境に身を置ける

2つ目の理由は、宇宙産業で働く人の熱量はとにかく高いということです。

人生を充実させる上で非常に大切な要素として、熱量の高い環境に身を置くことが挙げられます。

なぜなら、人の性格変容に関わる要素は、個人の意思ではなく、周りの環境に大きく依存しているからです。

そういった意味では、宇宙業界に携わっている人の多くは、世界に轟くイノベーションを起こしたい日本だけでなく、世界、地球のために貢献したいと思っています。

それこそ、衛星データの利活用で、大気の二酸化炭素量を測定することで世界の環境問題の解決を目指したり、宇宙空間でしか得ることのできない高品質なタンパク質を生成、新薬開発に役立てたり、といった具合です。

また、経済衰退が進んでいる日本を立て直すべく、成長産業の宇宙で世界と勝負したいといった熱量全開のプレイヤーもたくさんいます。

あなたもどうせ働くなら、前向きな言葉が反響する職場で働きたいとは思いませんか。

このような環境下に身を置くことで、あなたのキャリアが他とは違った形で洗練されていくことになるでしょう。

③市場がグローバル

最後に宇宙ビジネスの特徴として、市場が最初からグローバルという点も挙げられます。

宇宙産業は、宇宙を起点にビジネスを展開するものなので、広範囲でのデータ利活用や通信技術が主戦場になります。

そのため宇宙産業に身を委ねたいと思った場合、海外との競争や連携が避けられません。

実際に、SPACE CONNECTの調べでも、日本の宇宙ベンチャー企業73社のうち67%が業務で英語を活用しているとわかっています。

そのため、宇宙ベンチャー企業に就職すると、英語を使用して、世界中の取引先とやりとりを行ったり、自分の裁量で物事を決定し、それをもとに政府や大きな機関を動かしたりというような仕事に携われるチャンスがたくさんあります。

世界を視野に入れて働きたいあなたにとって、宇宙業界は最良の選択になるかもしれません。

『宇宙就活2024』について

ここまで読むと、宇宙業界が魅力的に感じた人もたくさんいるのではないでしょうか。

とはいえ、宇宙業界では、まだまだ中小企業やベンチャー企業が多く、就活イベントに参加している企業が少ないので、企業と接する機会は多くはありません

そんな中で、注目したいのが明日から2日間かけて行われる『宇宙就活』です。

本イベントは、宇宙開発事業に携わる企業のみに特化した就活イベントとなっており、参加企業は19社あります。

出入りも自由となっておりますので、気になる企業が1つでもあれば、ぜひこの機会に気軽に参加してみて下さい。

なお、このイベントは毎年開催されており、より気軽に参加可能なオンラインセミナーも開催されているので、下記アカウントをチェックしてみてください

さいごに

いかがでしたか。

この記事をきっかけに、就職活動をする多くの方に、宇宙業界で働くことも一度是非、検討して見てください。

今回紹介した宇宙の仕事はあくまでほんの一例です。

本メディアでは、とりわけ企業の情報を中心に宇宙ビジネスに関する様々な記事を掲載しています。

随時、就職に関するご相談も受け付けておりますので、気軽にお問い合わせしていただければと思います。

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